山P 日欧共同制作ドラマで全編英語挑戦 国際派俳優へ飛躍見せる

 俳優の山下智久(34)が、オンライン動画配信サービスHuluが参画する日欧共同制作ドラマ「THE HEAD」(『Huluオリジナル』で連続ドラマとして来春配信予定)に主要キャストで出演することが17日、分かった。同作は、世界的ヒットドラマ「HOMELAND/ホームランド」のエグゼクティブ・プロデューサー、ラン・テレム氏が手がけ、南極を舞台にした極限サバイバルミステリー。世界30の国と地域での放送と配信が決定しており、山下が“国際俳優”として飛躍を見せる。

 昨年公開の主演映画「劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命」は、邦画部門の年間興行収入1位を記録。今年1月公開の中国・香港合作映画「サイバー・ミッション」では海外作品に初進出するなど、演技力に磨きをかける山Pが、得意の英語力を引っ提げて“世界のヤマシタ”へ、進化を遂げる。

 今作の舞台は南極の科学研究基地。山下が演じるのは、物語において極めて重要な役どころである研究員だ。長い冬を迎えるにあたり、研究員たちは10人の「越冬隊」を残して基地を去ることになるが、突如、基地と外界の交信が断絶。数週間後に研究員たちが基地に戻ると、生存者はたった2人になっていた。6カ月間で何が起こったのか、謎が解かれていく。

 撮影は全編海外ロケで、12週間を掛けスペインとアイスランドで行われる予定。セリフは全編英語だが、山下はかつて英語を扱った番組内で米女優アンジェリーナ・ジョリーにインタビューするなど語学は完ぺき。「全身全霊で挑みたい。セリフとしての英語は心情や状況を理解し、たくさん練習した上でこそ自然と出てくるものだと思うので、しっかりと準備して挑みたい」と自信をのぞかせた。

 制作総指揮を執るテレム氏は「トモヒサをキャストの1人として迎えることは作品にとって極めて大きなこと。彼の演技力と身にまとう魅力がもたらす新鮮なアプローチは、ヨーロッパ制作のテレビドラマとして稀有なものを産み出すと確信しています」と期待を込めている。

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