フジ新ドラマ「TWO WEEKS」に比嘉愛未出演 連ドラ初の母親役

 俳優・三浦春馬が主演、女優・芳根京子(22)が初の検事役としてヒロインを務める7月期のカンテレ・フジテレビ系ドラマ「TWO WEEKS」(後9・00)に、比嘉愛未(32)、三浦貴大(33)、高嶋政伸(52)、黒木瞳(58)が出演することが6日、分かった。殺人の濡れ衣を着せられた主人公・結城大地(三浦)が、白血病の娘の命を救うために挑む、2週間の逃亡劇を描くタイムリミットサスペンス。

 比嘉が演じるのは、結城の元恋人・青柳すみれ。8年前に結城から一方的に別れを告げられた後、結城に黙って娘のはな(稲垣来泉)を産み、シングルマザーとして育ててきた。しかし、白血病に侵されたはなのドナー適合者を探すため、はなの父親・結城のもとを訪れる。

 連ドラで初の母親役となる比嘉は「すみれは信じられないくらい不運な女性ですが、相当な覚悟と強い母性を持った女性です。その複雑さも繊細さもひっくるめて、すみれの思いを自分の中に落とし込んで演じていけたらと思います」と気合を込めた。

 三浦が演じるのは、すみれの婚約者・有馬海忠(ひろただ)。鋭い洞察力と冷静な判断力を持つ優秀な刑事だが、職務を離れたプライベートでは、すみれとはなを献身的に支える。結城がはなの父親であることは、すみれから知らされていない。殺人犯として脱走した結城捜索の最前線に立つ有馬は、2週間後に控えたはなの手術までに結城を捕まえることを心に誓う…。三浦は「ただの正義漢ではない、有馬なりの葛藤や、愛情を丁寧に演じていければと思います」と誓った。

 高嶋が演じるのは、今作きっての悪人の実業家・柴崎要。柴崎コーポレーションの社長として、一見敏腕な男に見えるが、本当は己の欲のためなら、法や倫理に反した手段も狡猾(こうかつ)にこなす。結城とは古くからの付き合いで、8年前の「ある出来事」にも関わっている。高嶋は「臆病な自分や知られたくない本心を隠すためなのか、狂気じみた笑顔が、今回の役における芝居で重要なポイント」と力説した。

 黒木が演じるのは、国会議員・久我早穂子。前職の弁護士時代から楓(芳根)の家族と知り合いで、楓を娘のようにかわいがり、相談役として支え続ける。息子が難病に侵された経験から、小児医療関係の政策に率先して取り組んでおり、国民からの支持も厚い。楓にとって良き理解者であり、最強の味方だが、結城にとって敵か味方かは不明。黒木は「職業よりも人間に重きを置いて描かれているので、血の通った人物を演じたいと思っています」と思いを明かした。

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