横山ひろし 相方たかしの死に悲痛…「最後の最後に大ぼらふかれた」
「すまんのぉ~」などのギャグで笑わせ、大金持ちのおぼっちゃまキャラで人気を博した漫才コンビ、横山たかし・ひろしの横山たかしさん(本名・山高孝)が1日午前3時51分、多臓器不全のため大阪市内の病院で死去していたことが2日、分かった。70歳だった。相方の横山ひろし(72)は2日、所属事務所を通じてコメントを寄せた。
ひろしは、横山たかしさんを病室で見舞った時に、Youtubeで2人の漫才を見せた。それまでうつろだったたかしさんが、パッと元気な顔になり、ひろしが「さっ、舞台やで」と声をかけると、大きな声で「わかった、はいはい」と答えたという。
「ありがとう」とお互いに言い合って別れたのが最後だった。「松竹芸能で最長コンビ歴の漫才師として頑張っていこうな、と言ってたところなのに、最後の最後に大ぼらふかれました」と嘆いた。
たかしさんは生前、弟子に「ひろし頑張れよ。漫才続けてや」と伝言を残した。「きょう初めて弟子から聞きました。日本一の漫才師であり、最高の相方でした」。