井浦新「すてきな時間を過ごせた」 主演映画「嵐電」舞台あいさつ

映画「嵐電」の公開記念舞台あいさつに登場した(左から)大西礼芳、井浦新、安部聡子=東京・テアトル新宿
映画「嵐電」の公開記念舞台あいさつに登場した(左から)藤井愛稀、金井浩人、大西礼芳、井浦新、安部聡子、石田健太、窪瀬環、村井崇記、岡島由依=東京・テアトル新宿
映画「嵐電」の公開記念舞台あいさつに登場した(左から)鈴木卓爾監督、藤井愛稀、金井浩人、大西礼芳、井浦新、安部聡子、石田健太、窪瀬環、村井崇記、岡島由依=東京・テアトル新宿
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 俳優の井浦新(44)が25日、都内で行われた主演映画「嵐電」の公開記念舞台あいさつに登場した。井浦は京都の京福電鉄嵐山線(通称・嵐電)沿線に住むノンフィックション作家の平岡衛星を演じた。井浦は「暑い中、映画『嵐電』にご乗車、ありがとうございます」と客席に感謝し、撮影現場で印象に残っている場面を振り返った。

 井浦は撮影現場での鈴木卓爾監督(52)について「監督自身が書かれた台本にもかかわらず、『このシーンが分からないから、みんなで一緒にやってみましょう』と言ってくれました。それが印象に残っています」と明かした。監督は現場で「僕も分からないから、みんなに演じてもらいたい」と説明するそうで、井浦は「その言葉に突き動かされた。映画作りの本質。本来映画ってこういうもんじゃないかと思った。この座組ですてきな時間を過ごせた。宝物になりました」と監督に感謝した。

 妻役の女優・安部聡子(年齢未公表)は、京都を拠点する劇団「地点」で活動しているだけに、井浦は「僕が『地点』に潜り込まないと、一緒にお芝居できる機会がないと思っていたので、本当にうれしかった。安部さんがどう動くのかドキドキしていた」と本音を明かした。その言葉を受けた安部は貫禄たっぷりに「(井浦の)引力にお任せしました」と涼しい顔だった。

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