桂小春團治 ベトナム、カンボジアで公演へ「世界に類のないコメディー」
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落語家・桂小春團治(61)が23日、大阪市内で会見し、6月にベトナム・カンボジアで公演することを発表した。6月5日にプノンペン、同8日にホーチミン、同10日にハノイでそれそれ現地語の字幕スーパー付きで公演を行う。
2000年以降、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツなどのべ20カ国で海外公演をこなしてきた小春團治は「落語のように1人で座ったまま何人も演じて、扇子と手ぬぐいだけでストーリーを展開して笑いがある芸はどこにもない。世界に類のないコメディーを広めたい」と意義を語った。
過去にも海外で披露した、「夜ばい」を題材とした「お玉牛」などを演じる予定。駐在員が多い場所では、日本人は仕事一筋の堅物と思われがちだが、公演後は「日本人でもこんなアホなこと言うんや」という反応が返ってくると明かした。