藤井聡太七段はにかむ 平成レジェンドに令和の主役認定された

 将棋の最年少プロ棋士・藤井聡太七段(16)が29日、都内で行われたイベント「棋才 平成の歩」に出演。初めて公の場に和服姿で登場した。

 イベントには羽生善治九段(48)、谷川浩司九段(57)、佐藤康光九段(49)、森内俊之九段(48)、渡辺明二冠(35)、清水市代女流六段(50)、里見香奈女流四冠(27)も出演。総タイトル数173期、女流タイトルも合わせると261期という、そうそうたる平成のレジェンドとの共演に、藤井七段は「出演者の方が豪華なので緊張しています」と恐縮しきりだった。

 トークショーでは、羽生九段から連勝記録の手応えをつかんだ瞬間について問われるなど、普段は見られない“レア”な質問にも笑顔で対応。谷川九段からは、新元号「令和」での最年少タイトル獲得を「あと1年ぐらいで」と予言され、渡辺二冠からも「令和で起こる新記録は、僕が引き立て役になりそう」と主役に認定されると、恥ずかしそうにほほ笑んでいた。

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