テレビ東京が２５日、都内の同局で定例の社長会見を開いた。小孫茂社長は、毎週金曜深夜に放送している西島秀俊、内野聖陽出演のドラマ「きのう何食べた？」が高い評価を得ていることを報告。身近な例では、テレビ東京がウェブサイト上で販売している、作品中に登場するマグカップが短期間で売り切れてしまったことを謝罪した。

　担当部署からの資料を手元におき、小孫社長は「番組内で使用しているマグカップがあっという間に品切れ状態になっておりまして。一生懸命、手を抜かずに追加製造中とここ（資料）に書いておりますので。かなり大量に追加で販売して、皆さんの手元にとどくように」と努力していることを報告した。

　視聴率の面も好調で、動画配信でも、初回がこの日の会見の時点で１５０万再生を記録していることなどに、手応えをつかんでいる様子。「テレビ東京のドラマとしては、過去に例をみない再生回数を記録したと聞いていますし、『ああ、こういう番組がテレビ東京には期待されているな』と非常に強いヒントをいただいた」と語った。