小倉智昭「ぼくも小出さんに育てられた」 取材通じ親交、感謝伝える

 キャスターの小倉智昭が25日、フジテレビ系「とくダネ!」で、親交の深かったマラソン指導者・小出義雄さんが亡くなったことに「僕も小出さんに育てられた」と感謝した。

 番組では24日に亡くなった小出さんのこれまでの軌跡を紹介。有森裕子さん、鈴木弘美さん、高橋尚子さんといった名ランナーをほめてほめて育て上げた人柄を紹介した。

 五輪の大ファンでもある小倉は、「高橋さんも有森さんも高校、大学時代はほぼ無名」「そこに目を付け強くしたのが監督ですよね」とその慧眼ぶりに改めて舌を巻いた。

 小倉も何度も取材に行ったというが「(教え子)本人にも金メダル取れるよというけど、僕らが取材に行くと『小倉さん、この子、顔と名前を覚えておいて。この子、金メダルとるよ』と、そういう言い方をする」と小出さんの言葉を紹介。「(名指しされた選手は)頑張らないといけないと思う。そういうのが本当にうまい監督だった」としみじみ振り返った。

 取材を通じ、小出さんや高橋さんとも親交を深めていった小倉は「番組を通じて小出さん、すごく信用して下さって。Qちゃんが心配するような事も言ってくれ、Qちゃんがダメダメって言うんだけど、小倉さんだからいいんだよって言ってもらった」とコメント。そして「ぼくも小出さんに育てられた。そういう風に小出さんに言ってもらえるんだからって」と、信頼してくれる小出さんに応えられる取材をしようと思っていたと振り返っていた。

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