渡辺謙「胸躍るもの感じた」米ドラマ不朽の名作「逃亡者」令和によみがえる

 俳優・渡辺謙(59)が、テレビ朝日の開局60周年を記念する2夜連続ドラマ「逃亡者」(2019年度放送予定)に主演することが23日、分かった。1963~67年に米国で放映され、日本でも一世を風靡(ふうび)した大ヒットドラマを「令和」を迎える日本でリメイク。「世界のワタナベ」が不朽の名作に、新時代にふさわしい新たな息を吹き込む。

 米テレビ史に残る大ヒット作となったドラマ版はもちろん、米アカデミー賞にノミネートされた93年の映画版もベースにしてテレビ朝日とワーナー・ブラザース・インターナショナル・テレビ・プロダクションがタッグを組み、令和日本に伝説をよみがえらせる。

 渡辺が演じるのは、妻殺しのえん罪で死刑判決を受け、逃亡しながら真犯人である義手の男を追う医師。「このお話をいただいたときは、『こう来たか!』と胸躍るものを感じました。まだ仮台本の段階ですが、いただいてすぐ、前後編を一気に読み上げてしまいました」と、早くものめり込んでいる。

 意外にも初めてとなる医師役に「医師としての生命の重さを知る主人公が、自らの命をどう生き抜いていくか、そこに執着していきます」とプランを明かし、「ある意味、生きる力みたいなものを試される役柄。僕自身の生命力も試されていくドラマになる気がしてなりません」と予感している。

 米アカデミー賞、米トニー賞、英ローレンス・オリヴィエ賞にノミネートされるなど、世界的にも輝かしいキャリアを重ねてきた渡辺だが、今作への熱量はひときわ大きいようだ。「自分の好奇心の針が“ビュン”と振れるような出会いを、ただひたすら求めてきた気がします。この逃亡者は、まさにそんな作品です」と並々ならぬ意気込みを語った。

 なお、今作はAbema TV、ビデオパスとも連携する。

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