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仲邑菫初段 プロ初勝利ならず 「緊張してうまくいかなかった」

 10歳0カ月で今月、囲碁の史上最年少プロ棋士となった仲邑菫(なかむら・すみれ)初段が22日、大阪・日本棋院関西総本部で、プロ初対局となる第29期竜星戦予選に挑み、敗れた。藤沢里菜女流本因坊(20)が持つ11歳8カ月の最年少勝利記録更新は次戦以降にお預けとなった。

 相手となった大森らん初段(16)同じく今月プロ入り。持ち時間各1時間の早碁で打たれた。先手で黒の碁石を打った仲邑初段は、中盤まできっ抗した戦いを展開したが、後半劣勢となり、午後5時19分に投了した。

 会見では「緊張してうまくいかなかった。後半が悪かった。次頑張りたいです」と悔しさをにじませた。

 プロ初勝利を飾った大森初段は「打つ前は緊張して怖かったが、打ち始めてからは気にならなかった。対局が決まってから弱音ばかり吐いていたが、土曜日くらいから弱音を吐かないと決めた」と注目の対局を前向きに捉えるよう務めたことを明かした。

 立ち会い人を務めた後藤俊午理事は「これだけの注目を浴びた幼い少女と16歳の少女が、プレッシャーの中で立派な囲碁を打ってくれた。勝敗は分かれたが、途中までは好勝負。大森さんは思っていたより強い。師匠を超えたでしょう」と2人をたたえた。報道陣40社100人が詰めかけた異例のデビュー戦に「デビューしたてで特殊な環境に置かれ、実力が発揮できるのかと思っていたが、これだけの環境であれだけの囲碁が打てるのは素晴らしい。これからの囲碁界を背負っていける」とエールを送った。

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