ケーシーさん、談志も志ん朝も嫌がる爆笑高座 志らく、菊之丞がツイッターで追悼

 落語家の立川志らくが10日、ツイッターを更新し、8日に肺気腫のため亡くなった漫談家のケーシー高峰さんに言及。志らくの師匠である立川談志さんも、ケーシーさんの後には高座が爆笑に包まれることから「高座に上がれねえ」と言っていたことを明かし「合掌、いやグラッチェ!」とその死を悼んだ。

 志らくはケーシーさんの訃報に「寂しい」と率直につぶやき「昭和の漫談の爆笑王」と最大級の賛辞を送った。

 志らくの師匠でもある亡くなった立川談志さんも「ケーシー高峰の後だけは高座に上がれねえ」と言っていたほどだといい「あまりにウケすぎて落語をやれる空間ではなくなってしまうのだ」と高座での観客の興奮ぶりを振り返った。

 志らくのことも「晩年、可愛がっていただきました」と感謝を伝え「合掌、いやグラッチェ!」と、ケーシーさんの決めぜりふでもあった言葉で、偉大な先輩の死を悼んだ。

 また、落語家の古今亭菊之丞もツイッターを更新し、自身もケーシーさんの後に高座に上がることが多かったといい「もう、さんざんっぱらウケさせたあとに上がるんですから大変です」と振り返り、「志ん朝師匠でさえ、ケーシー先生の後の出番を嫌がった。それぐらい爆笑王でした」とつぶやいていた。

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