春馬×生田絵梨花 名作ミュージカルで初共演「喜び隠せません」
俳優の三浦春馬(29)が日本初上演のミュージカル「ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド~汚れなき瞳~」(2020年3月、東京・日生劇場)に主演し、ヒロインを演じる乃木坂46・生田絵梨花(22)と初共演することが7日、分かった。
今作は、「オペラ座の怪人」「キャッツ」などを生み出したミュージカル界の巨匠でイギリスの作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバーの傑作。ウエスト・エンドで1000回を超えるロングラン、劇中歌「No Matter What」は18カ国でヒットチャート1位に輝いた。
脱獄犯「男(ザ・マン)」(三浦)と、男をイエス・キリストの生まれ変わりと信じる無垢な少女・スワロー(生田)の物語を美しい音楽と共に紡ぐ。
今年1~2月の舞台「罪と罰」でラスコリニコフという重たい役を演じた三浦は巨匠の作品挑戦に、「喜びを隠せません」と胸を震わせた。今月4日に「第44回菊田一夫演劇賞」を受賞した生田との初共演を待ちわびながら、「舞台を丁寧に創り上げ、より多くの方にミュージカルを身近に感じ、劇場に足を運ぶ1つのきっかけになるよう頑張っていきたい」と意気込んだ。
劇中歌「No-」を大人数でザ・マンに歌いかける1幕最後の場面で歌唱する生田は「音楽を全編聴き、美しいメロディに心揺さぶられました。どのように作られていくのか楽しみ」と演出や三浦との共演を待ちわびた。
2人の熱演で日本初上演の期待に応える。