ピエール瀧被告保釈翌日「麻雀放浪記-」公開 主演の斎藤工「今は猛省を」

 コカインを摂取した疑いで3月12日に逮捕されたテクノユニット・電気グルーヴのメンバーで俳優のピエール瀧被告(51)が出演していた映画「麻雀放浪記2020」が5日、公開された。

 瀧被告の保釈翌日というタイミングでもあり、都内で行われた舞台あいさつ後、主演俳優の斎藤工(37)は「今は猛省していただきたい」と、事件に初めて言及。キャスティングから公開まで信頼関係で成り立っている映画界に向けて「大丈夫だろう、という前提で仕事が進んでいる。尿検査なのか何なのか、今すぐ検査をするってことでもいいと思っている」と、薬物検査の徹底を提言した。

 映画「凶悪」など瀧被告を常連俳優としていた白石和彌監督(44)は「いち友人として治療や社会の中でどう貢献していけるのか、協力できることはしていきたい」と、更生支援に名乗り。本作にも薬物シーンがあり、今後の取り扱い方を「考えていけたら」と、表情を引き締めた。

 瀧被告の逮捕を受け、撮り直しや配信停止作品が続出する中、同作はノーカット上映を決断。作品冒頭には「麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたピエール瀧容疑者が出演しています。あらかじめご了承の上、ご鑑賞下さい。 3月20日現在」とテロップが流れた。

 上映の是非を観客に委ねた形で、舞台あいさつでは客席から「公開おめでとう!!」の声が飛んだ。前売り券の払い戻しに応じるとしていたが、配給の東映によると現在までに申し出はないという。

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