テレビ朝日が26日、都内で3月定例会見を開いた。昨春に同局女性社員が当時の財務次官からセクハラ行為を受けた問題で、辞任した元次官からの謝罪の有無に関して、同局は「ありません」と回答した。
「むこうが返事するかの問題で、そこにコメントはできない。2度と起こらないようにするのが大事と考えています」とした。謝罪の督促などは行っていないとした。
早河洋会長兼CEOは当時、女性社員からの訴えに即応できなかったことに関して改めて「組織として対応できなかった部分は遺憾。被害者のメッセージを受け止めなかったことは反省」と述べた。