元ＡＫＢ４８で歌手・女優の板野友美（２７）が２３日、東京ドームシティ　ラクーアガーデンステージで、１１枚目シングル「すき。ということ」発売記念ライブを行い、今作のミュージックビデオ（ＭＶ）で初共演した俳優の塩野瑛久（２４）とＭＶ撮影秘話を明かした。

　恋人との日常を描いたドラマ仕立てのＭＶは現在、再生回数１６０万回を超えている。ときめく仕草は「頭ぽんぽん」という板野は今作で、「頭ぽんぽんされるのがよかったけど、台本に書いてなかった。『目覚めのキスで起こす』と書いてあって、どぎまぎした」とモーニングキスシーンに照れると、塩野も「どぎまぎしましたね」と声をそろえた。

　２人で浴びるシャワーシーンでは“事件”も起こった。立て込んだ撮影だったことからスタッフがシャンプーとボディーソープを間違えた。撮影前に髪を染めていた板野は「“シャンプー間違えちゃった事件”で色が抜けた。泡立ちいいなと思って流したら最後ぱっさぱっさになり、『ボディーソープじゃない？』となった」と笑って振り返り、塩野も「板野さんの髪がぎっしぎしになって指が通らなかった。板野さんの髪をむしろうものなら皆さんに合わす顔がない」と恐縮していた。

　ライブでは新曲や同曲カップリング「君。」、２枚目シングル「ふいに」の３曲を歌い、歓声を浴びていた。