松たか子 音楽劇の開幕前日に「こわい、けどおもしろい、けどこわい…」

音楽劇「世界は一人」の(左から)松たか子、前野健太、松尾スズキ=東京芸術劇場プレイハウス
音楽劇「世界は一人」の(左から)松たか子、前野健太、松尾スズキ=東京芸術劇場プレイハウス
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 俳優としても活躍する岩井秀人(44)作・演出の音楽劇「世界は一人」(24日~3月17日、東京芸術劇場プレイハウス)のフォトコールが23日、都内で行われ、出演者の松尾スズキ(56)、松たか子(41)、瑛太(36)、音楽を担当するシンガー・ソングライターの前野健太(40)らが参加した。

 舞台は小学校のクラスメイト(松尾、松、瑛太)の人生の変転を描くもので、バンド「前野健太と世界は一人」が舞台上で生演奏を繰り広げる。

 初日を翌日に控えたこの日、岩井、松尾、松、瑛太がコメントを発表した。

 日本を代表する劇作家、演出家でもある主演の松尾は「きっと、できる。いつも最終的にはできる男です」などとユーモラスに語り、「この芝居のオリジナリティに、身を捧げたい」と決意表明。

 松は「また新しい芝居が生まれる、その世界にいられることを、とっても幸せに思っています。こわい、けどおもしろい、けどこわい…この感じをずーっと持ち続けていたいと思います」と、舞台人の心情を告白。

 瑛太は「岩井秀人は天才だ!不気味で、ものすごく面白い。この作品に対する皆様の期待と想像をいい意味で裏切っていくと思います」などと、ストレートにアピール。

 岩井は「今まで出会った人々の人生から題材を集め、一年ほどかけて台本を書き」と振り返り、「これ以上の面々が揃うことも、まあないと思います。なんだか相当なものができたようなので」と、仕上がりに自信を見せている。

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