フジテレビは２２日、都内の同局で定例社長会見を開いた。今年１０月にアニメ５０周年を迎える同局系「サザエさん」について、宮内正喜社長は、「貢献度は数え切れない。視聴率の貢献、社会的活動など、いろいろな形でサポートしてもらっております。圧倒的な国民のアイドルでありますので、いろいろな形でこれからも活躍していただきたい」と感謝の言葉を述べた。

　編成担当の石原隆取締役は、「類をみない長さと人気、支持。フジテレビのみならず日本の放送に貢献したと認識している」と語った。続けて、「日本の家族を中心とした日常的な風景をコミカルにキリトルのが長く続いてきた秘けつかなと思っています。物語に普遍性があり、日本の風景をきれいに映し出してきたのが大きな魅力で長く続いてきた理由かなと思います」と分析していた。

　「サザエさん」は、１９６９年１０月５日に放送が開始。毎週日曜日午後６時半から５０年間変わらない枠で放送し続けてきた。