大食いタレントのロシアン佐藤が１９日深夜にＴＢＳ系で放送された「有田哲平の夢なら醒めないで」に出演。現在開設しているＹｏｕＴｕｂｅチャンネルの登録者数が２万人から５９万人まで増えた理由を明かした。

　ロシアン佐藤は、テレビ東京系の大食い番組に出演、ギャル曽根のライバルなどとして脚光を浴びたが、じょじょに露出が減少したことから１５年にＹｏｕＴｕｂｅチャンネルを開設した。

　シュークリームやパンケーキ、カツ丼、ラーメンなどの大食い動画をアップしていたが、ＹｏｕＴｕｂｅ業界は大食いキャラが乱立しており、チャンネル登録者数は２万人程度だった。

　だが、料理を手作りし、それを食べる「作って食べる」動画に替えたところ、一気に登録者が５９万人に増加したという。ロシアンは「誰でも作りやすい料理をメーンに、簡単で真似しやすくて味を再現しやすい（のが特徴）。明日の夕ご飯これにしますというコメントをもらったり」と作る料理の特徴を説明した。

　ただこの「作って食べる」動画は４キロのとん平焼きや５キロのもつ鍋、６キロ超のかぼちゃほうとうなど、とにかく量が多いので料理する時間も膨大。「撮影に１５時間、編集１５時間、企画考えたり買い出ししたり、コメントを返したりしたら３日に１本が限界」だという。

　この動画だが、ゲストのＳＨＯＷＲＯＯＭの前田裕二氏は「見てます」とコメント。「作る過程を見せたのは初でおもしろいなって。他の領域も参考になる」「お笑いもネタ見せだけじゃなく、ネタを作るところから（見せれば）」とロシアンの動画を評価していた。