ジャニーズ事務所が、ライブ配信サービス「ＳＨＯＷＲＯＯＭ」とタッグを組み、オリジナルのバーチャルキャラクターによる動画生配信に進出することになり、１９日、東京・六本木で記者発表会が行われた。新たな境地への参戦で、ジャニーズが新時代を切り開いていく。

　ジャニーズ初のバーチャルアイドルとしてデビューするのは、海堂飛鳥（かいどう・あすか）、苺谷星空（いちごや・かなた）。“２人”はイケメン高校生で、ともに「夢はアイドルになること！」。動画配信を通じてアイドルスキルを学び、知名度を上げていく。１９日午後９時３０分から「ＳＨＯＷＲＯＯＭ」で動画生配信を開始し、活動をスタートさせる。

　キャラクターボイスを務めるのは、関西ジャニーズＪｒ．内のユニット「なにわ男子」の藤原丈一郎（２３）と、大橋和也（２１）。海堂を担当する藤原は、「新たな挑戦ということで、びっくりとともに楽しみ」、苺谷を担当する大橋は「ジャニーズＪｒ．、ジャニーズ事務所が世界へバーッとなればいいなと思います」と夢を描いた。

　ＳＨＯＷＲＯＯＭの前田裕二社長（３１）は「かねてよりジャニーズ事務所様の『エンターテイメントを通じて幸せを届ける』という理念に共感しており、そういった価値観を、インターネットの世界にも染み渡らせていきたいという考えがあった」と話した。いずれは楽曲展開やライブ、世界配信と領域を広げていくという。