ひとり芸Ｎｏ．１決定戦「Ｒ－１ぐらんぷり２０１９」準決勝が１５日、大阪市内で行われ、昨年のＭ－１グランプリ王者・霜降り明星の粗品（２６）ら１０組の決勝進出者が決まった。史上初のＭ－１との２冠を目指す粗品は、この日惜しくも落選した相方・せいや（２６）の敗者復活での勝ち上がりを熱望。「霜降り明星でワンツーフィニッシュしたい」と目標を掲げた。３月１０日の決勝は敗者復活の２組を加えた１２組で行われ、優勝者には賞金５００万円が贈られる。

　粗品が勢いを見せつけた。準決勝３０組のトリで迎えた準決勝。フリップネタが冴えに冴え、会場は爆笑に包まれた。盤石の決勝進出。１０組では河邑ミク（２４）に続く若さだったが、会見での堂々としたたたずまいはもはや貫禄を感じさせた。

　決勝への意気込みを聞かれると、「せいやが敗者復活で戻って来る（可能性がある）。霜降りでワンツーフィニッシュしたい」と希望。自身は復活ステージ２位と同じＢブロックでの登場に決まったため、「せいやには（復活）１位で上がって欲しい」と求めた。