女優の古村比呂（５３）が４日、都内で行われたがんとの共生を目指す「ネクストリボンプロジェクト２０１９」で会見し、抗がん剤治療から“卒業”したと明かした。３日に検査を受け、医師から告げられたという。

　古村は壇上で「ＣＴ（検査）にがんがひっかからなかったようで、経過観察しながら状態を見ましょうということで、抗がん剤は卒業ということになりました」と笑顔で報告。完治ではないとしながらも「とてもうれしいです。楽になると思います」と喜びの声をあげた。

　古村は２０１１年に子宮頸（けい）がんを発症し、１２年３月に手術を受けた。一度は完治したかに思われたが、１７年３月に再発し、１カ月の治療で寛解したと見られていた。しかしその後、肺とリンパに再々発し、昨年１月から通院しながら抗がん剤治療を続けていた。ちょうど１年前の同イベントで「がんが再々発しました」と告白していた。