フジ社長、年末年始の視聴率に納得いかず「改革は途上」
フジテレビが25日、都内で定例の社長会見を開いた。宮内正喜社長は年末年始の特別編成を振り返り、「年末年始の番組は視聴率的には決して納得がいくものではありませんでした」と反省した。
宮内社長は「レギュラー番組の足腰はかなり強まってきた」と、17年秋、18年春と秋という3度の改編でタイムテーブルを整理した効果を語る一方で、「年末年始の番組は視聴率的には決して納得がいくものではありませんでした」と反省。「フジテレビの改革は途上にあると痛感した年末年始の2週間であったように思います」と総括した。
年末年始における「光明」として、1月6日に放送されたディーン・フジオカ、井浦新ら出演の「レ・ミゼラブル 終わりなき旅路」や、大みそかに放送されたボクシングの元世界王者・フロイド・メイウェザーが出場した格闘技イベント「RIZIN」の中継、タッキー&翼が最後のステージを踏んだ「ジャニーズカウントダウン 2018-2019」が好評だったり、話題になったりしたと挙げた。
2019年のスローガン、キーワードとして「変化は進化」を掲げて、「今年は上昇基調をより確かなものにしたい。さらに目に見える形で改革の成果を内外に示していくことが一つの大きな目標になると感じております」と語った。