秋元康氏プロデュースのガールズバンドお披露目 “AKB風”選抜システム
AKB48グループ、乃木坂46、欅坂46など数々の人気アイドルグループを生んだ、音楽プロデューサーの秋元康氏(60)が手掛けるガールズバンド「ザ・コインロッカーズ」の結成記者発表会が23日、東京・Zepp Tokyoで行われた。
今回結成されたのは、音楽未経験者も含めた41人組という超ビッグバンド。秋元氏は命名の由来を「大切な物を取り出したり、預けたり、着替えたり…。『もう一人の自分になれるんじゃないか』というコインロッカーの特性がある、そこに彼女たちの夢があるのではないかと思って」と説明した。
秋元氏が手掛けているAKBグループなどと同様、メンバーには「選抜制」が敷かれる。各担当楽器を複数人が担当し、楽曲ごとに選抜メンバーを決定。曲次第でメンバーが変わるという、バンドとしては前代未聞のスタイルで編成される。
秋元氏は「これからバンドが面白いんじゃないかということで、バンドをやろうと。普通のバンドはいっぱいあるし、優秀なプロデューサーはいっぱいいるから、楽曲によって担当者を決めるという、あまり聞いたことのないバンド編成にした」と経緯を説明。「とにかく、音楽をやりたい人、何かやってみたい人、集まれ!と。夢を見る原石を集めて、お互いが磨き合ったらいいんじゃないかということでスタートした」と話した。
当面は楽曲制作と練習のため、合宿やスタジオレコーディングを行う。CDデビューは来年6月ごろを予定しており、同12月23日にはZepp Tokyoでワンマンライブを行うことも発表された。