オリラジ中田、初の絵本翻訳に思い 子育て相談できない親たちへ「読んで欲しい」

 お笑いコンビ・オリエンタルラジオの中田敦彦が19日、フジテレビ系「ノンストップ!」で、自身が翻訳を手掛けた絵本についての思いを語った。

 中田は今年9月に発売された絵本「だいじょうぶだよ、モリス」の翻訳を担当。番組では発売から3カ月で13万部を突破するヒット絵本となっていると紹介した。

 翻訳のきっかけは3年前に発売された絵本「おやすみ、ロジャー」。10分で子供が眠るというキャッチフレーズが話題となったが、これを中田が愛読。「その感想をいろんなところで言っていたら、翻訳を協力してくれないかとお話をいただいた」と説明した。

 英語は得意?という質問には「いや、普通」と笑ったが「基本的な訳を教えてもらって、その中から意味を通じやすく組み替えたり」して翻訳を完成させたとし、タイトルの「だいじょうぶだよ、モリス」という訳についても言及。

 原題の直訳は「勇敢なモリス、ハチャメチャな一週間」というものだったが「『一週間』って大事なのかと思って読むと、そうでもない。一週間いろんなトラブルに見舞われた主人公が心理的テクニックを使ってほぐすことが出来たというお話。それが買う人に伝わるタイトルで」と、「だいじょうぶだよ、モリス」になったという。

 「話の意味が変わるとか、本筋が変わらないよう気を付けながら読者に一番伝わる言葉選びをするという仕事なんだと後から気付いて。面白いなと思いました」と感想も。中田自身も2児の父であることから「子供を育てている親御さん、本当に大変だなと思う。自分だけなんじゃないかなと、なんでこんなに子供はよく泣く?よく嫌がる?って。子育てに疲れている、自信をなくしてどうしたらいいんだろう、でも相談できないと悩んでいる親御さんに読んで欲しい」と呼び掛けていた。

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