宇多田ヒカル デビュー20周年記念日ライブ「メークがくずれる」と冗談も

 歌手の宇多田ヒカル(35)がデビュー丸20年となった9日、千葉・幕張メッセで、12年ぶりの全国ツアーの最終日を迎えた。背中が大きく開いたシックな黒ファッションで、「みんなー、待たせてごめん!」とファン1万4000人に“再会”のあいさつをした。

 宇多田は「今日はデビュー20周年記念日なんです。誕生日をワーッと祝ってもらう、会の主役になるのは苦手だけど、これは素直に喜んでおきます」と感謝すると、20秒間無言のまま、拍手に聞き入った。瞳は見る見る涙であふれ、「冒頭からそんなに泣かせに来ないで。メークが崩れちゃう」とおどけ節で照れを隠した。

 15歳で世間に衝撃を与えてからの年月をたどるように、「First Love」「光」などのヒット曲を畳み掛けた。1998年12月9日にリリースしたデビュー曲「Automatic」も熱唱し、「1位にならなかったんだよね。『だんご三兄弟』が強くて」と述懐。「20年は不思議な節目の時間。ホッとしたらダメだけど、すごいなって思っていいよね」と20曲の万感唱を届けていた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス