M-1「上沼怒られ枠」はギャロップ「何してたんや今まで!」…まさかの時間差攻撃
漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2018」決勝が2日、東京・テレビ朝日で行われ、13年結成の霜降り明星が優勝した。
M-1名物となっている審査員・上沼恵美子の辛口批評は健在。16年のスリムクラブ、17年のマヂカルラブリーへの激怒節と比べると、今年はかなり穏やかだったが、随所で上沼節がさく裂した。
スーパーマラドーナには89点。「入る時は、おもしろいなと期待できたわ。どんな展開なるんかなって、もうウキウキしたの。だからもう田中がんばれ、って感じだったんだけども、もうブシャーとしたわ。悪いけど。後半なると。親しいから言わしてもらうけど。しかし田中、ようしゃべれるようなったな」
ジャルジャルには他の審査員が高得点をつける中、88点止まり。「振らんといて。ジャルジャルのファンなんですが、ネタは嫌いや。ごめんね」
ギャロップには89点。「4分のネタではなかった。落ち着いて寄席みにいって、これから15分楽しくなるんやろうなっていう。惜しいな。ちょっと場所負けしたかな」
(1度はやさしく終えるも、最後に時間差で再び)
「自虐いうのはあんまりウケない。自分をさげすむというのは基本的には、あんまりウケないということを、こんだけキャリアあるねんから、知っとかなあかんわ。何してたんや今まで!」
終了後のネットの反省会番組で、ギャロップの毛利大亮は「いまネットの中では、僕らが『上沼怒られ枠』になってるみたいです」と語っていた。