フリーアナウンサーの有働由美子氏（４９）が２日、大阪市内で行われたコンサート「１万人の第九」に出演した。終演後、有働アナはＮＨＫを退局した今年１年を振り返り、「去年には想像もしていないような激動の１年だった」と語った。

　この日のコンサートでは第九の歌詞のもとになったシラーの詩「歓喜に寄せて」の訳詩を約３分半にわたって朗読した。ＮＨＫ時代には紅白歌合戦の司会など大舞台も経験しているが「まったく違う体験でした」と感慨深げだった。

　この１年については「激動」と評し、「まだ激動のなかを走っている感じ。試行錯誤しながら新しいステージでやっている。来年、自分ももっと頑張ろうというものを皆さんの歌声からもらいました」と話していた。