桂かい枝 繁昌亭大賞を受賞「いつまでも上の方々に頼っていてはいけない」
落語家の桂かい枝(49)が22日、天満天神繁昌亭で活躍した落語家に贈られる「第13回繁昌亭大賞」で大賞を受賞した。上方落語協会会館で会見したかい枝は、「びっくりしました」と話しつつも、「選んでいただいたからには責任も生じると思うので頑張っていきたい」と、決意を新たにした。
かい枝は1994年入門。同い年のスポーツ選手は現役を終えている例が多いが、「落語家の場合はやっとこの歳になって認めてもらえる」と笑顔。「いつまでも上の方々に頼っていてはいけないので、われわれの世代でしっかりお客さんを呼べるようにしっかり、魅力ある落語をやっていきたい」と話した。
記念の落語会は来年2月に行われる予定。