安藤和津 うつ闘病を振り返る「全部がネガティブ」「嫌な感じの女」

 エッセイストでタレントの安藤和津が3日放送のTBS系トーク番組「サワコの朝」(前7・30)に出演し、母親の介護を終えてから発症したうつ状態を振り返った。

 「母が亡くなって、(介護で)やらなきゃならないことがすべて手が離れ、自分がゴミのような存在だと思っちゃった」と原因を分析。司会のエッセイスト・阿川佐和子が「いつ脱却できたの?」と尋ねると、安藤は「去年の暮れです」と答えた。阿川は「それまで何度かお会いしているはずですが、全くその気配がなかった」と安藤の様子について驚いた。

 しかし安藤は人知れず闘病していたとし、「知り合いが向こうから来ると、フッと路地に入ってみたり。大きい会場のパーティーとか無理して行くの。でも人がいっぱいいるだけで怖くなって、知り合いを見つけると目線をそらして、分からないふりをしていた。すごく嫌な感じの女だった」と告白。「今だから分かる。全部がネガティブだった」と苦しかった当時の心境を明かした。「本当に(見える)世界が違う。それまでグレーだった」と。

 脱却できたのは突然の出来事だったそうで「ある時、テレビのお笑い番組を見て『ハッ!』と笑った瞬間に、自分の目にある黒い物が出て行ったのが分かった。私、治ったって」と気づいたのだという。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス