ゴジラが星座に NASA研究チームが認定 超人ハルク座や星の王子さま座も

 東宝は18日、日本を代表する怪獣「ゴジラ」が、米航空宇宙局(NASA)と、世界の研究機関からなる「フェルミ・ガンマ線宇宙望遠鏡」研究チームから「星座」に認定されたと発表した。

 今回、「ゴジラ」が認定されたのは、フェルミ・ガンマ線宇宙望遠鏡を搭載した観測衛星打ち上げ10周年と、人間の肉眼で見える星の数に匹敵する3000以上の天体を発見したことを記念して新たに作成された「ガンマ線天体を線で結んだ22星座」になる。

 「オリオン座」「カシオペア座」など、一般的に知られる星座を認定しているのは国際天文学連合で、これとは別組織になる。

 今回発表された「ゴジラ」星座の他に「超人ハルク」「星の王子さま」など、宇宙に関連があるキャラクターも含まれているという。

 「フェルミ・ガンマ線宇宙望遠鏡」とは、08年7月に宇宙分野の研究者と素粒子実験の研究者が連係して開発したガンマ線観測衛星として打ち上げられた。この10年で打ち上げ前と比較して10倍以上にもなる、3000以上の天体を発見している。

 NASAはホームページに「ゴジラは映画界で最も有名なモンスターの1つに数えられ、日本の大衆文化の最も象徴的なシンボルである。ゴジラのトレードマークとして放射熱線がある。これは、ブラックホールと中性子星に関連する『ガンマ線バースト』と類似している。フェルミのガンマ線観測では、毎日、宇宙のどこかで発生する巨大なバーストを記録しているが、これはゴジラさえ嫉妬させるだろう」と記している。

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