マイクロソフト創業者ポール・アレン氏死去 「ウィンドウズ」開発に関与

 米IT大手マイクロソフト(MS)の共同創業者で資産家のポール・アレン氏が15日、悪性リンパ腫による合併症のため西部シアトルで死去した。65歳。アレン氏が運営に携わっていた企業が発表した。

 シアトル出身。1975年に高校時代から友人だったビル・ゲイツ氏とマイクロソフトを設立した。ゲイツ氏は死去を受け、「彼がいなければ、パソコンは存在しなかった」と声明を出した。

 アレン氏は80年代に基本ソフト(OS)「MS-DOS」の基になる技術を、マイクロソフトがシアトルの企業から買収する交渉をまとめた立役者とされる。開発に成功し、IBMが採用したことで、マイクロソフトは急成長した。MS-DOSは、後に投入された「ウィンドウズ」シリーズの土台になった。

 その後体調を崩し、実質的な経営から手を引いた後はベンチャー企業などへの投資や慈善事業に携わった。アレン氏の調査チームは2015年、探査機を使い、武蔵とみられる船体を発見した。

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