伊勢谷友介、京本政樹ら 「翔んで埼玉」豪華キャスト参戦で郷土愛描く

 東京都民から虐げられた埼玉県民が自由を求めて戦う姿を描き、女優・二階堂ふみ(24)と歌手・GACKT(45)がダブル主演する映画「翔んで埼玉」(来年2月22日公開)に、俳優・伊勢谷友介(42)らが出演することが15日、分かった。

 伊勢谷は、二階堂演じる東京出身の男子高校生・壇ノ浦百美の父で、都知事・壇ノ浦建造の執事・阿久津翔役。正体は千葉解放戦線のリーダーで、埼玉とは違う形で千葉の差別撤廃に動く。

 埼玉県人でありながら、東京を歩いても疑われず、山手に住む金持ちに間違えられる“伝説の埼玉県人”埼玉デュークを京本政樹(59)が演じる。壇ノ浦建造役は中尾彬(76)、妻の恵子役は武田久美子(50)。

 GACKT演じる埼玉出身の男子高校生・麻実麗の父・西園寺宗十郎は麿赤兒(75)、麗のお手伝いさん・おかよを益若つばさ(33)、神奈川県知事は竹中直人(62)が演じる。ほかに間宮祥太郎、加藤諒、ブラザートム、麻生久美子、島崎遥香、成田凌らが出演する。

 また、映画版は原作の舞台や設定を生かし、百美や麗が活躍する『伝説パート』と、埼玉在住のある家族を通して、その伝説を振り返り、埼玉への郷土愛を再認識する『現代パート』の2部構成となる。

 『伝説パート』では、埼玉県人が東京へ入るための必須アイテムとして登場する“通行手形”の撤廃と、自由を求めて戦う百美・麗の前に、埼玉同様、自県の通行手形の撤廃をもくろむ対抗勢力として、千葉県が立ちはだかる。一方、東京都と密な関係を築き、埼玉と千葉の東京進出を快く思わない神奈川県も登場する。

 『現代パート』では、埼玉県在住の菅原家(父・トム、母・麻生、娘・島崎、娘の婚約者・成田)を中心にストーリーが展開される。娘の結納のため、一路東京へ向かう道中、車内のラジオから流れてきたのは、百美と麗らが埼玉県人の自由と誇りをかけた戦いの日々をつづった物語だった。この物語は菅原一家や婚約者たちを、どんな結末に導いてしまうのか…。なお、現代パートの役柄は、それぞれの出身県に合わせた設定となっている。

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