一ノ瀬文香 忍術教室開催…京都国際映画祭で

 タレントの一ノ瀬文香(38)が12日、京都国際映画祭の関連イベント「忍者ワークショップ」を開講。会場に訪れた人に得意の手裏剣など忍術を伝授した。

 一ノ瀬は最強のニューハーフとしてスポーツ番組「SASUKE」などに出場する、伊賀忍術の正統後継者・妃羽理(ひばり)さんに弟子入り。2015年に三重県伊賀市で開催された「第7回伊賀流手裏剣打選手権」で団体優勝を果たした実績もある。

 ワークショップでは忍者が暗号として使用したとされる忍者文字の書き方や、精神集中の文句の唱え方などを講義。受講者は鎌ヌンチャクの使い方や手裏剣打など実技にも取り組んだ。

 これまで、忍術のデモンストレーションなどをしたことはあるものの、“忍術教室”は初めての試み。それでも「LGBT問題の講演をしたり、塾で数学を教えていたこともあるので、教えるのは得意。最近、居合抜き初段にもなったんで、これから士道と忍術を広める活動もしていきたい」と話していた。

 14日まで開催の京都国際映画祭では元淳風小学校会場で「彫金~鍔アート」として、一ノ瀬が真鍮を彫り作成した刀の鍔(つば)も展示されている。

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