坂上忍 ご当地アイドル自殺問題で「絶対誰かに相談して」と呼びかけ
俳優・坂上忍(51)が12日、フジテレビ系「直撃LIVE グッディ!」に出演。愛媛県のご当地アイドル「愛の葉Girls」のメンバーだった大本萌景さん(享年16)が今年3月に自殺した問題に触れ、何か悩みや問題があれば、「1人で抱え込まずに絶対相談してほしい」と訴えた。坂上自身、児童劇団の出身で、現在、キッズスクールの総合プロデューサーを務めている。
大本さんの遺族は、自殺の原因は当時の所属会社「Hプロジェクト」のパワハラや過酷な労働環境で精神的に追い詰められたことだとして、12日、同社の代表取締役佐々木貴浩氏らに計約9200万円の損害賠償を求め、松山地裁に提訴した。
坂上は「(事務所の人間などから)おかしな発言があったら、1人で抱え込まず、絶対相談して欲しい。アイドルになりたい時期、テレビに出たい時期って誰にもあるじゃないですか。そうするとやっぱりそっち(の気持ちが)勝っちゃう子がいる」と事務所関係者らから圧力をかけられても、露出したくて我慢してしまう子供たちの気持ちに理解を示した上で、「でもあれぐらいの年齢で抱えられることじゃないから、必ず親御さんでも誰でもいいから相談してほしい」と強く呼びかけた。
坂上のスクールは基本的に中学生までの子供たちを預かっているという。