ＮＨＫは１９日、都内の同局で放送総局長定例会見を開き、１２月１日から本放送が始まるＢＳ４Ｋ・８Ｋの番組編成を発表した。

　ＮＨＫ大河ドラマ初の４Ｋ制作で、２０１９年１月６日から「いだてん～東京オリムピック噺～」を日曜朝に先行放送する。総合テレビでは日曜夜８時に放送している大河の朝放送について、木田幸紀放送総局長は「先行放送という形で４Ｋ大河を味わっていただくのに良いかと。要望があったわけではなく、日曜のお昼は出掛けたりスポーツ中継もある。安定して見ていただくのは朝がいい」と編成理由を明かした。

　また、年末の紅白歌合戦について、同総局長は「まだ考えてませんが、去年は２Ｋと８Ｋを放送した。去年までとは状況が違う。皆さんに楽しんでいただけるか検討して決めたい」と話した。同局番組関係者は「２Ｋとは違う、ＮＨＫホールで見るようなものとして８Ｋ４Ｋで放送するものを検討しています」と明かした。