話題の映画「カメラを止めるな！」でヒロインを演じた女優の秋山ゆずき（２５）がこのほど、大阪市内で行われたＭＢＳ「お笑いジャイアントキリング～しばり漫才王決定戦～」（７日、深夜０・３５）の収録に参加し、初めてのテレビＭＣに挑戦した。

　番組名にもある“ジャイアントキリング”とは、圧倒的強者を弱者が倒してしまう、いわゆる大番狂わせのことで、今年映画界で“ジャイアントキリング”を起こした映画に出演した秋山がアシスタントＭＣに抜擢された。

　番組ではルール説明や進行などをすべて秋山が担当。滑舌のいいはっきりとした声でよどみなく収録を進めた。同局によると、撮り直しもなくスムーズな進行ぶりだったといい、「物おじすることもなく、楽しんでいるように見えた」という。

　秋山は収録を終え、「すごく緊張して（漫才を）よく覚えてないので、オンエアを見たいと思います」と感想。番組プロデューサーの山内健太郎氏は「テレビ初ＭＣということでしたが、そこはさすが女優。肝のすわった進行にもご注目ください」と秋山のＭＣ初体験とは思えないアシスタントぶりを絶賛していた。

　番組ではＭ－１王者の「笑い飯」ら漫才師４組に、「マルセイユ」ら２組の若手が“ジャイアントキリング”を目指して挑戦する。