芦田愛菜、史上最年少14歳で朝ドラ「まんぷく」語り担当…最年少「紅白」に続き
NHKは27日、10月1日スタートの次期連続テレビ小説「まんぷく」の語りを、女優・芦田愛菜(14)が担当すると発表した。
朝ドラのナレーション担当では、史上最年少。
芦田は「朝ドラに出演するというのは、私自身、女優としてお芝居を続けていく上での目標のひとつであるので、今回、語りという形で参加させていただけて、とても光栄に思っています。ナレーションでシーンを壊してしまわないように、いい意味で存在感を消し、(主人公の)福ちゃん達を少し離れたところから見守るような存在でいられるように心掛けたいと思います」と抱負を語った。
「まんぷく」は女優・安藤サクラ(32)主演で、インスタントラーメンなどを開発した日清食品の創業者・安藤百福氏と妻の仁子さんをモデルにした奮闘記。
芦田は「福ちゃんが(夫の)萬平さんを支え、強くなっていく姿を、視聴者の皆様と一緒に応援しながら、この、まんぷくという物語が楽しく、親しみ深いお話だと感じていただけるように精一杯努めさせていただきます」とコメントした。
2010年にドラマ「Mother]でデビューした芦田は、11年NHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」にも出演。同年、フジ系ドラマ「マルモのおきて」と主題歌がヒットし、同年紅白歌合戦に史上最年少で出場している。
ドラマの真鍋斎・制作統括は、芦田の起用について、ドラマの舞台は昭和の激動期であることから「それほど昔の話ではなく、現代にも連なる物語。『一人の少女が、おばあちゃんから聞いた話を友達に話して聞かせている』というような設定で語りを紡いでゆけないかと考えました」と説明。「現代の若い世代の方々にも、この物語を身近に感じて欲しかったからです。口舌の切れ味の良さも重要な要素です。あらゆる側面で、芦田愛菜さんは最高のパフォーマンスを発揮してくださっています」とした。
またドラマの音楽は12年朝ドラ「梅ちゃん先生」に続き、作曲家の川井憲次氏が担当することも発表された。