お笑いトリオの安田大サーカスが１９日、カンテレ「お笑いワイドショー　マルコポロリ！」に出演し、クロちゃん（４１）のゲスぶりが浮かび上がった。メンバーのＨＩＲＯ（４１）が高血圧のために緊急入院し、１週間も意識不明となってようやく意識を取り戻した際に見舞いを拒否したもので、その理由は「パチンコが確変中だった」から。これに、共演した月亭方正らが激怒した。

　ＨＩＲＯは昨年６月１６日、頭痛を訴え東京女子医大へ緊急搬送された。診断の結果「左脳室内出血」と判明。原因は暴飲暴食からくる血圧上昇で、当時の血圧は２５０。同大の最高値を記録したという。ＨＩＲＯの生存確率は２０％だった。団長は当時を振り返り、「芸能界は無理かもしれないと思った」と述べた。クロちゃんも意見を求められると「はい？」と聞いていなかった様子。ＭＣの東野幸治から説明を受け、「大サーカスは３人だから、ＨＩＲＯくんがもし亡くなったら新しいデブを入れないといけないかなと思っていた」とメンバーの万が一の事態を簡単に言葉にし、共演者があきれ返った。

　東野が「生存確率２０％。８０％だめだった」とＨＩＲＯの状態が危険だったことを指摘すると、クロちゃんは「８０％でいったらパチンコだったらもう…」と発言。周囲から方正らが「パチンコで言うな！」とツッコんだ。

　団長安田が、クロちゃんとお見舞いに行こうと電話した時のことを振り返り、「今日、お見舞い行けるから」と誘うと「ぼく、いいです」「いま出てるんで」と拒否したことを明かした。クロちゃんが「パチンコが確変中だったんです」と告白すると、正が「またパチンコか！お前それはあかんぞ！」と激怒りした。クロちゃんは「パチンコやる人なら分かりますけど、一回休憩したりすると運気が変わる。それに、僕が行っても容体が良くなることはないし、もし悪くなったら僕のせいになる」と理屈を並べた。