ロバート・キャンベル氏 同性愛を公表 自民議員の発言に反発

 自民党の谷川とむ衆院議員による「(同性愛は)趣味みたいなもの」など、性的少数者(LGBT)を巡る一連の問題発言について、日本文学研究者でテレビのコメンテーターとしても知られるロバート・キャンベル東京大名誉教授(60)は14日、共同通信の取材に応じ、自身が同性愛者だと明らかにした上で「政治家がこういうことを言うことに幻滅し、危惧も感じる」と批判した。

 LGBTを「『生産性』がない」などと表現した自民党の杉田水脈衆院議員に対しても「『直せばいい』という論理は多くの人の苦しみを助長する」と反発した。

 キャンベル氏は米国生まれ。1985年に来日し、現在は国文学研究資料館館長。日本人男性のパートナーと20年近く共に過ごし、昨年には米国で結婚もした。

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