歌手の西野カナ（２９）が２５日、北海道札幌市で、デビュー１０周年記念ホールツアーの最終日を迎えた。

　未踏の地だった京都、高知、島根、沖縄などを含む自己最多２６公演をゴールしたことで、デビュー以来、４７都道府県でのワンマンライブを達成し、「日本で行ったことないとこがないって、すごくない！？今年もひとつの夢がかなって、うれしい」と誇らしげ。「その土地ごとに県民性を感じたり、方言を教えてもらったり、たくさんの思い出を作ることができました」と“全国制覇”の喜びをかみしめた。

　スパンコールのミニワンピや深紅のドレスなど、１０周年にちなんだ衣装１０変化を織り交ぜて、最新曲「アイラブユー」や、「Ｄｅａｒ　Ｂｒｉｄｅ」「トリセツ」といったヒット曲を熱唱。「１０年は長い時間やけど、あっと言う間やった。今日まで歌ってこられたのは、みんなに出会って、笑顔、勇気をもらって、前に進めたから」と道産子ファン２０００人に、感謝の気持ちを届けていた。