「おっさんずラブ」公式本 異例の初版10万部が決定

 今年4~6月にテレビ朝日系で放送され、インターネットを中心に国内外で大きな話題となった連続ドラマ「おっさんずラブ」の公式本「土曜ナイトドラマ『おっさんずラブ』公式ブック」(8月7日発売)の初版部数が異例の10万部に決定したことを、出版元の文藝春秋が20日、発表した。同社では「刊行告知直後から全国の書店、ネット書店から大きな引き合いをいただいています」と説明している。

 「おっさんずラブ」は主人公のはるたんこと春田創一(田中圭)、黒澤武蔵部長(吉田鋼太郎)、春田の後輩・牧凌太(林遣都)による男性同士の三角関係ドラマで、黒澤部長の乙女っぷりなどで話題沸騰。隠し撮り公式インスタグラム「武蔵の部屋」も人気を博した。

 放送時にはツイッタートレンドで世界第1位になり、最終回の見逃し配信はテレ朝史上初の1000万回を突破。LINEスタンプは7日連続で1位を獲得するなど、大きな反響を呼んだ。

 公式ブックは田中、吉田、林のインタビュー、春田の撮り下ろしグラビア、春田の家の間取り、3人が勤務する天空不動産東京第二営業所のオフィス案内、ロケ地ガイドなど、ファン垂ぜんの企画が満載されている。

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