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喜楽館開場に尽力 きん枝、地域との密着度アピール ご飯は商店街で!開演14時に

 桂きん枝
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 神戸市兵庫区に11日、演芸場「神戸新開地・喜楽館」がオープンした。開場に尽力した上方落語協会前会長で喜楽館の名誉館長を務める落語家の桂文枝(74)はこけら落とし公演のトリに登場し、自作の落語「涙をこらえてカラオケを」を披露。記念口上では「これからの落語家人生を、この喜楽館に全てささげたい」と決意を語った。喜楽館は神戸松竹座跡地の向かいに位置し、大阪市の「天満天神繁昌亭」に続く、上方落語第2の定席となる。

 上方落語協会相談役で、開館の責任者を務めた桂きん枝(67)は、喜楽館独自の魅力をアピールした。きん枝によれば、大阪の「天満天神繁昌亭」との大きな違いは、地域との密着度にあるという。

 喜楽館では、開演時間を繁昌亭より1時間遅い午後2時からとし、番組数も2本減らして8本とした。「商店街でお昼ご飯を食べてもらえるように時間を1時間ずらした。せやから(番組を)減らしたんです。現実的に、午後1時からだと地元で昼飯を食べれないですよ」。地元のことを考えての選択だった。

 協会が運営する繁昌亭と違い、喜楽館の運営は地元NPOが担う。昼は毎日落語を上演するが、夜は貸館として、一般にも貸し出される。7月の夜席はさまざまな団体に声をかけ、多彩な演目をそろえた。きん枝は「噺家だけでなく、一般の方にも借りていただきたい。ギター持って音楽やるとか、ちょうどええ大きさやと思うんです」と話す。

 自身は来年、師匠・5代目桂文枝さんの前名を継ぎ、四代目の桂小文枝を襲名する予定だが、「もちろん、喜楽館でも襲名披露はやりますよ」とキッパリ。開場に尽力した思い入れある劇場での晴れ舞台も約束した。

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