朝日放送ラジオの勝山倫也社長（５５）が１０日、大阪市の同局で、喜多ゆかりアナウンサー（３７）がラジオ番組に１歳の長女とともに出演し、話題になったことについて、「出演者にも寄り添うＡＢＣラジオでありたい」と語った。喜多アナは６日に放送されたＡＢＣラジオ「ドッキリハッキリ三代澤康司です」（月～金、前９・００）に長女を連れて出演した。

　同日の放送では、西日本を中心とした豪雨の影響で、長女の通う保育園が休演となったとし、喜多アナが長女を連れて出演。ネット上でも赤ちゃんとの生放送が話題となり「子連れラジオ」「英断、素晴らしい」「これは画期的」などの声が上がっていた。

　勝山社長は「スタジオの中で問題があれば、すぐに対応できるようにスタジオの外でスタッフも待機していた。万全の態勢を取りながら臨んだ」と説明。「ネットでも大変話題になった」とし、「リスナーだけでなく出演者にも寄り添うＡＢＣラジオでありたい」と語った。