トータルテンボス“元祖”ハンパねぇ~M-1開催会見 司会なのに話題ふられて…
お笑いコンビ・トータルテンボスが21日、都内で行われた漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2018」開催会見に司会者として出席した。
コロンビア戦で決勝弾を決めたFW大迫勇也(28)の代名詞「半端ないって」が流行しているとあって、かつて「ハンパねぇ」のツッコミで人気を得たトータルテンボスの藤田憲右(42)が注目を浴びた。
トータルはアフロヘアの藤田のギャグ「ハンパねぇ」を武器に07年、M-1で準優勝した。ブレークが期待されたが、その後ははじけることはなかった。10年たって突如“決定機”が訪れた。
この日は、昨年覇者・とろサーモンがゲスト出演、ジャルジャル、和牛ら出場を表明した芸人が集う中、司会を務めたトータルに、W杯に関する最後の質問がパスされた。
大迫選手への「半端ないって」は、08年度の第87回全国高校サッカー選手権大会で、敗戦後に滝川二の中西隆裕主将が発言したもので、藤田こそが“オリジナル”。トータルの2人は静岡出身で、「サッカーのインタビュー」場面を再現するネタすら持つだけに、最高のシュート場面と思われた。
しかし藤田は「開始3分でPK。M-1も何が起こるか分からない。エントリーしましょう」と華麗にスルー。「ハンパねぇ」は不発だった。その代わりに、とろサーモンの久保田かずのぶ(38)が藤田の相方、大村朋宏(43)のツッコミを「大村半端ないって」と称賛していた。