大阪府の地震避難者1700人 雨による土砂災害警戒で増加

 大阪府は、大阪府北部の地震による避難者は20日午前8時現在で約1700人と発表した。19日夜の時点では少なくとも約580人だったが、雨による土砂災害への警戒から増えたとみられる。一方、同府箕面市などが計約1850人(午前11時半現在)に避難勧告を出している。

 地震は発生から3日目となり、被害が大きかった同府高槻市などでは休校していた小中学校が授業を再開した。被災地では大雨が予想され、気象庁が大雨警報を発表。一部の自治体では休校を継続した。

 気象庁は20日朝、大阪府茨木市や吹田市などに大雨警報を発表。揺れの大きかった府北部や大阪市で、大雨警報の発表基準を平常より引き下げた。

 府では屋根瓦の落下など住宅被害が351棟に上り、損壊した部分をブルーシートで覆うなどして、大雨に備えた。府内の公立学校や幼稚園を確認した結果、少なくとも90校のブロック塀や壁に亀裂や傾きが見つかった。

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