関西の劇場も対応に大わらわ 繁昌亭は開場以来初の中止、宝塚は時間変更で上演

 18日午前7時58分頃に近畿地方で最大震度6弱の大きな地震が起こり、関西の劇場関係も次々と中止を決めた。劇場には甚大な被害はないものの、交通機関が止まり、劇場まで行けない人も多い。

 大阪市北区の大阪フェスティバルホールの「堂本剛 ENDRECHERI TSUYOSHI DOMOTO」は公演、グッズ販売共に中止に。19日の公演も「決定次第ご案内申し上げます」としている。

 大阪市中央区の「大阪松竹座」ではジャニーズWESTの桐山照史主演で午前11時30分から上演予定だった「音楽劇 マリウス」が中止に。同劇場広報は「劇場には大きな被害はありませんが、順次点検中です」と語った。

 上方落語の寄席である天満天神繁昌亭は、2006年9月の開場以来、初の「昼席」が休止となった。18時30分から予定されていた「第3回カープ寄席 今年は交流戦総括!」は15時をめどに上演するかどうかを決定するという。

 大阪市北区の梅田芸術劇場メインホールの「前川清50周年コンサート2018~時を忘れて~」は昼の部が中止になった。

 吉本興業系列では、京都市よしもと祇園花月は休止に。それ以外の大阪市中央区のなんばグランド花月、同北区のよしもと西梅田劇場は通常通り営業している。

 また兵庫県宝塚市の宝塚大劇場で13時に開演の「凱旋門/Gato Bonito!!」は、「開演時刻を変更して14時に開演する予定にて、舞台機構等の安全点検を継続中」だという。また「本公演をご観劇予定のお客様で、被災状況や交通機関等の運行状況により、お越しいただけない方につきまして、チケット代金の払い戻しを対応させていただきます」としている。

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