現役東大&京大最高学府バンド Qyoto人気急上昇!作りたい考えさせる歌

 関西を拠点に活動する現役大学生ロックバンド「Qyoto(きょうと)」が2ndシングル「It’s all in the game」を7月11日にリリースする。

 現役東大生、京大生の2人を含む“最高学府バンド”。テレビドラマの主題歌にも起用されるなど、人気上昇中だ。ボーカルの中園勇樹(20)とバイオリン・HIROKI(21)がこのほど、大阪市内でデイリースポーツの取材に応じ、楽曲へ込める思いや今後の展望を語った。

 関西を拠点に活動している注目のバンド・Qyoto。

 2016年10月、路上ライブを行っていた中園を、買い物をしていたHIROKIが偶然見かけ、声を掛けた。意気投合した2人はQyotoを結成。現在はギター・TSUCHIYA(24)、ベース・TAKUYA(23)、ドラム・KENSUKE(23)、キーボード・RYOTA.(22)を加えた6人で活動している。

 メンバー6人中5人が現役大学生だ。HIROKIは京都大学、RYOTA.は東京大学に在学中。HIROKIは総合人間学部で近代都市と文化財のつながりなどの都市計画を学んでおり、RYOTA.は経済学を専攻している。

 HIROKIは「学業との両立は大変。大学が終わってからリハしたり、編集したり。本当ならきょうも平日なので大学もありますし…」としながらも、「親からも『好きなことをしなさい』と言われています」と充実した表情。“高学歴バンド”と呼ばれることにも、「自分で言うのも変ですけど、そういうこと(学歴)も飛び道具として使っていけたら」と抵抗はない。

 昨年8月にシングル「太陽もひとりぼっち」でメジャーデビューを果たした。7月に発売する2ndシングル「It’s-」とカップリングされる「君と僕とアクロス・ザ・ユニバース」はカンテレのドラマ「はんなりギロリの頼子さん」の主題歌にも起用された。

 歌詞は中園とHIROKIで合作しており、HIROKIは「合作なので歌詞が一色ではない。2人の色が混ざっているところが面白いと思ってもらえたら」。中園も「今、学生である僕らだからからこそ歌える内容になっていると思う」とし、「同世代の人が聴いたときに共感できるようになっていたらうれしい」と力を込めた。

 バンドとしての直近の目標は「ワンマンライブ」開催だ。中園は「ライブに来てもらってQyotoを生で感じてもらいたい」と熱く語る。もともと尾崎豊さんが好きだった2人で結成したバンドとあって、HIROKIは「歌詞が反社会的なところに憧れもある。社会を斬っていく、斜めに切り込める鋭い歌詞を含めたい。ちょっと考えさせる歌詞を書きたい」と創作活動にも意欲的だ。

 2人は「メンバーはみんな個性的。いろんな方面で活躍できれば」と関西から全国へ、そして世界へと飛躍することを誓っていた。

 ◆Qyoto(きょうと) 2016年結成。17年8月にシングル「太陽もひとりぼっち」でメジャーデビュー。ボーカル・中園勇樹とバイオリン・HIROKIの2人が結成し、現在は6人で活動している。「太陽も-」は「お台場みんなの夢大陸2017」のキャンペーンソングにも起用された。

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