日テレ編成局長、「DASH」で元TOKIO山口氏事件に言及しない理由を説明

 日本テレビが28日、都内の同局で定例の社長会見を開いた。元メンバーの山口達也氏が出演していたTOKIOによる「ザ!鉄腕!DASH!!」(日曜、後7時)の中で、4人体制でのTOKIOで番組が再開した後も山口氏の事件について直接的な言及をしなかったことについて福田博之編成局長が説明した。

 4人体制での番組初回となった5月13日の放送では、リーダーの城島茂と国分太一が、事件発覚後の4月29日に、福島の農家と共に、新ブランド米を育てる企画を継続するかどうかの会議を開いた模様や、5月10日に城島が福島に出向き、農家関係者に正座をして泣きながら謝罪した際の模様などを伝えた。

 福田編成局長は「今までお世話になってきた皆さまや、現在、あの事件があったか、なかったかは別にして、大変お世話になっている皆さんに対して、ああいう形で、番組の姿勢、これからも進めていきたいんだということ、それから感謝の気持ち、もっというとTOKIOのメンバーがどう考えているかを、それぞれストレートにぶつけることで我々のメッセージが伝わるのでは」と考えたからだと説明した。また、今後も「あのことがどうであったかとか触れることはございません」とし、直接的に事件について言及することはないとした。

 大久保好男社長も、5月13日放送回は視聴したという。その上で、「引き続き番組は続けていくんだという考えで、関係されているご協力いただいている方も含めて、福島の方も含めて、番組であり、出演されている皆さんが自分たちの気持ちを一人一人にお伝えしているという点で、つくっている身内を言うのはあまりよくありませんけど、きちんとした番組になっていたなという印象でした」と感想を語った。

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