山口達也、メンバー思い涙「私の身勝手でどれぐらい辛い思いを…」【一問一答2】

 強制わいせつ容疑で書類送検されたTOKIOの山口達也が26日、都内ホテルで弁護士を伴い会見を行った。14時開始予定から約4分遅れで登場、黒のネクタイに黒スーツ。約30秒、深々と頭を下げた後、弁護士が事件当日の様子などを説明。その後、山口が話を始めた。TOKIOメンバーについて聞かれると、涙が流れ、後悔の念があふれた。

 【以下、山口の一問一答】

 -事件後、被害女性とは?

 女性とは全く連絡なかったです。

 -行為は認識?

 事件性が有ることとは思っていなかった。

 -メンバーにはどのタイミングで報告を?

 メンバーには誰にも伝えておりません。デリケートな話なので、警察の方とも話して、まずは会社と自分と被害者の方と話しできればと。

 -メンバーに対する思いは?

 …、あの…、うん、一言では言えないんですが…、そうですね…、城島茂、国分太一、松岡昌宏、長瀬智也…(みるみる涙声に)というメンバーで23年間、同じ方向を向いて走って参りました。ジュニアの頃から入れると30年ぐらい、人生の半分、彼らと一緒に戦ってきて、助けて助けられてTOKIOはここまでこれました。

 しかし今回、私のこういう身勝手な件で彼らがどれぐらい辛い思いしているのか、どういう思いで過ごしているのかを考えると、どうしていいか分からないけど、彼らがいて、私がいるので、彼らは…、甘い考えかもしれませんが怒ってくれるのも彼らぐらいしかいない年にもなったので、彼らを信じて、もし、待ってくれている場所、席がそこにあるんであれば、またTOKIOとしてやっていけたらなあという…、本当にすみません(涙)。

 -ファンへは?

 いつも言うように、TOKIOが5人いるだけでは、この世界にいることは出来なくて、なぜTOKIO5人そろって活動できるかっていうのは、ファンの支えがあったから。ファンの方がいなければ活動できません。長く活動すればするほど、ファンの方が応援してくれ、小さい子から年配の方まで応援してもらえるグループになりました。本当なら子供たちの手本になれるような人間でなければいけなかったのですが、その間、全ての人、支える人、関係者スタッフの皆様にも謝っても謝りきれません。

 -被害者との交渉は?

 私は直接お話はできないし、私の顔も見たくないと思うんで、今代理の方がやってくれていると思います。

 こういうことが起こってしまって、まだバタバタ捜査をしている最中なのでどうしようかという所まで考え至っておりません。

 -最も被害意識が強い部分は?

 保護しなければいけない立場の大人が夜にどんな理由であれ、呼び出したということです。そして被害に遭わせてしまったことだと思います。

 -被害者の親御さんの文章については?

 警察の方、事情聴取始まってから毎日のように考えていて、簡単に心の傷、一言ではすまされないことで、うちに来ればっていうときに、断れなかったこともあるだろうし、未成年からしたら、大人の男性、怖かったんだろうなっていうことを、後になって、もしかしたら一生忘れない出来事になったのかなと考えると、本当に申し訳ない。

 -お酒をコントロールできなかったことには?

 自分の甘さです。

 もうここ数年はないですけど若い時代には先輩に飲みに連れて行って頂いたり、仕事仲間と、ということもありましたけど。

 -細かい記憶がない?

 そう。

 -30分から1時間まるっきり記憶抜けている?

 それもごめんなさい。

 -何か強要した記憶は?

 それもごめんなさい。

 -アルコール依存だったのか?

 肝臓の数値が…。薬を飲みながら家でちょっと飲むことを避けるために、病院で寝ようと。食事も仕事の合間に取りに行くよう、バランス取れた食事で入院という形を取った。

 飲み過ぎないようにとは会社から言われていました。

 肝臓を休ませるための入院です。

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