衣笠さん死去でTBS社長「いい父親で温かい人」 解説を30年

 TBSが25日、都内の同局で定例の社長会見を開いた。同局系列で野球解説者を務めていた“鉄人”こと衣笠祥雄さんが23日に上行結腸がんのため東京都内で死去したことを受け、武田信二社長が所感を述べた。

 「30年にわたって、引退翌年からTBSのテレビ・ラジオの野球解説をやっていただいた。何度かお話したり、食事をしたりして、本当に明るくて誠実な人。ご家族で食事をしているところにたまたま遭遇したが、いい父親であり温かい人だなと。71歳にして逝ってしまうのは残念でなりません」と故人をしのんだ。武田社長が高校2年まで野球をやっていたこともあり、「いろんなプロ野球話に花をさかせました」と懐かしんでいた。

 衣笠さんに関して、テレビでは特別な追悼番組の放送は予定していないというが、各情報・スポーツ番組で特集していく方針だとした。TBSラジオでは4月27日午後8時から追悼番組を放送する。

 衣笠さんは19日に横浜スタジアムでDeNA-巨人のテレビ解説(BS放送)を務めた際、声がかすれるなど体調が悪い様子がうかがえた。

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